【春の全統共テ模試対策】やらなきゃ損!受験のプロが教える 直前1週間の最強対策|河合塾 第1回全統共通テスト模試
「共通テスト模試まであと1週間しかない…!」「何から手をつければいいか分からなくて焦る…」
模試が近づくにつれて、こんな悩みを抱えていませんか?高3になると学校の授業のペースも上がり、部活も忙しい中で、模試対策までするのは本当に大変ですよね。
この記事では、そんなあなたのために、模試直前の1週間でやるべきことを5つのポイントに絞って具体的に解説します。
この記事を読み終える頃には、漠然とした不安が消え、「この1週間で自分は何をすべきか」という明確な目標と計画が立てられるようになっているはずです。ただがむしゃらに勉強するのではなく、戦略的に準備して、あなたの実力を最大限に発揮しましょう。
渡辺 懇(わたなべ まこと)
ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。
目次
模試の価値を最大化する!戦略的な志望校の書き方
模試の結果を最大限に活かすために、最初の関門となるのが「志望校の記入」です。試験会場で焦らないよう、事前にしっかり戦略を練っておきましょう。河合塾の模試では全部で9校書けますが、ただ行きたい大学を並べるだけではもったいないです。
- 国公立志望の場合(最大5校)
- 第1志望は必ず書く:「今の成績では恥ずかしい…」と思う必要は全くありません。現役生はここから驚くほど成績が伸びます。まずは自分の目標をしっかり書きましょう。
- ランクを3段階に分けて書く:同じ偏差値帯の大学ばかり書いても、似たような判定しか出ません。河合塾のランキング表などを参考に、例えば「チャレンジ校」「実力相応校」「安全校」のように、偏差値のランクをずらして記入しましょう。これが今後の志望校選びの貴重なデータになります。
- 私立もバランス良く書く(残り4校):共通テスト利用型を2校、一般入試型を2校ほど書いておくと、判定の出方(点数・偏差値)が異なり、多角的な分析ができます。
- 私立専願の場合
- 最低でも6校は埋める:こちらもランクを意識し、「本命レベルを2校」「実力相応レベルを2校」「安全校レベルを2校」というように、段階的に記入するのがおすすめです。
- 入試形態の違いもチェック:同じ大学でも、全学部統一型と学部個別型で偏差値が異なる場合があります。気になる大学は両方書いてみるのも一つの手です。
- 共通テスト利用も忘れずに:「自分は私立専願だから関係ない」と思わず、滑り止め確保の選択肢として、2校ほど共通テスト利用型を記入しておきましょう。
午後のリスニングを制する!昼休みの戦略的過ごし方
お昼ご飯の後のリスニング試験。「眠くて集中できなかった…」という経験はありませんか?これは「血糖値スパイク」が原因かもしれません。昼休みの過ごし方を少し工夫するだけで、午後のパフォーマンスは大きく変わります。
- 食事は「腹八分目」を意識する
- 糖質の多いおにぎりやパン、甘いジュースなどを一気に摂取すると、血糖値が急上昇し、その後の急降下で強い眠気を引き起こします。食事は軽めに、ゆっくり噛んで食べることを心がけましょう。
- 自分に合ったリフレッシュ法を見つける
- 5分~10分の仮眠は非常に有効ですが、人によっては逆に頭がぼーっとしてしまうことも。この1週間で、自分に仮眠が合うかどうか試してみましょう。
- 冷却シートやストレッチなど、自分なりのリフレッシュ方法を持っておくと安心です。
- リスニングの「耳慣らし」を忘れずに
- 昼休みが終わる少し前に、スマホなどに入れておいた英語の音源を聞いて耳を慣らしておきましょう。シャドーイングなどを軽く行うのも効果的です。いきなり本番の英語を聞くよりも、スムーズに試験に入ることができます。
試験終盤の集中力低下を防ぐ「自分だけのスイッチ」
模試は朝から夕方、人によっては夜まで続く長丁場です。特に夕方の理科や社会の時間帯は、疲れがピークに達し、「凡ミスが増えた」「頭が働かなかった」という声が多く聞かれます。この集中力の低下は、事前の準備で対策可能です。
- 手軽なリフレッシュ方法を準備しておく
- ミント系のタブレットや軽いストレッチ、深呼吸など、試験の合間にできる気分転換の方法を持っておきましょう。
- 「集中スイッチ」になる音楽や行動を見つける
- これは非常に効果的な方法です。試験前に聞くとモチベーションが上がる「自分だけのテーマソング」を決めておきましょう。プロのアスリートが試合前に入場曲で気持ちを高めるのと同じです。
- 休み時間に少しだけ席を立って廊下を歩くなど、行動と集中を結びつけるのも良い方法です。この1週間で、あなただけの集中スイッチを探してみてください。
【科目別】1週間で効果が出る超具体的な直前対策
全科目を完璧にするのは不可能です。ここでは、この1週間で特に効果が出やすい対策に絞って紹介します。
- 英語
- 上級者:一度、時間を計って共通テスト形式の問題を解き、大問ごとの時間配分を決めましょう。「時間が足りない」という事態を防ぐことが最優先です。
- 基礎固め中の人:無理に時間配分を意識する必要はありません。今は、今回の模試を復習のための教材と割り切り、基礎的な単語や文法の確認に徹しましょう。
- 国語
- 現代文:今から読解力を上げるのは困難です。しかし、図表などを含む「実用文」の対策は短期間でも可能です。専用の問題集で形式に慣れておきましょう。
- 古文・漢文:知識が直接点数に結びつきます。古文単語300レベルを1周する、敬語だけは完璧にする、漢文の句法を復習するなど、テーマを1つに絞って集中的に暗記しましょう。
- 解く順番を試す:本番同様の緊張感がある模試は、自分に合った「解く順番」を試す絶好の機会です。漢文から解く、小説から解くなど、今回試してみて感触を確かめましょう。
- 数学
- 優先すべきは数学Ⅰ・Aです。特に「データの分析」「図形の性質」「集合と論証」は、公式や定理の抜け漏れが多い分野。教科書やチャート式の基本例題で、基本的な知識を総ざらいしましょう。相関係数やチェバ・メネラウスの定理などをパッと言えるか確認してみてください。
- 理科
- 未習範囲は追わない:焦って未習範囲に手を出すと、中途半端な知識になりがちです。まずは既習範囲の復習を優先しましょう。
- 苦手分野を1つか2つに絞る:化学の「気体」、物理の「円運動」など、自分が苦手な分野を1つだけ選び、学校で配られた『チェック&演習』などの問題集を徹底的にやり込むのが効果的です。
- 社会・理科基礎
- これから範囲がどんどん広がっていく科目です。今回は、特定の時代や分野の教科書を読み込み、話の流れと重要用語を確認する程度で十分です。理科基礎は夏休みからの対策でも間に合います。
やるべきことの絞り方!後悔しないための優先順位の決め方
ここまで多くの対策法を紹介してきましたが、最も大切なのは「すべてをやろうとしない」ことです。計画を立てることに時間を使いすぎ、結局何も手につかなかった…というのが最悪のパターンです。以下の3ステップで、やるべきことをシンプルに絞り込みましょう。
- Step1:第1志望校で「配点の高い科目」を優先する
- まずは、入試本番で最も重要になる科目(多くの場合は英語・数学)に絞ります。
- Step2:その中で「自分が不安な科目」を1つか2つ選ぶ
- 配点の高い科目の中から、自分が最も苦手、あるいは不安を感じている科目を選びます。
- Step3:さらにその中から「具体的なテーマ」を1つだけ決める
- 「数学のデータの分析の基本事項を復習する」「英語の解釈の参考書を1章分だけやり直す」のように、ごく小さな目標を設定します。
まずはこの小さな目標をクリアすることだけを考えましょう。それが達成できたら、次の目標を立てれば良いのです。この「小さな成功体験」の積み重ねが、モチベーションを維持するコツです。
まとめ:模試はゴールではなく、最高の成長機会
模試直前の1週間で大切なのは、「やるべきことを絞り、テーマを持って準備すること」です。
模試は、現時点での学力を測るだけのイベントではありません。それは、いわば「受験勉強の健康診断」です。大切なのは、以下の3つのサイクルを意識することです。
- 準備:今回の記事を参考に、自分なりのテーマを決めて準備する。
- 実践:本番で準備したこと(時間配分、解く順番、集中法など)を試す。
- 分析と改善:結果に一喜一憂せず、「何ができて、何ができなかったのか」を分析し、次の学習計画に活かす。
このサイクルを回すことで、模試はあなたを合格へと導く最高のツールになります。
ラムス予備校では、今回ご紹介したような戦略的な学習計画の立案から、一人ひとりの課題に合わせた具体的な勉強法の指導まで、生徒に寄り添ったサポートを行っています。「自分一人では計画を立てるのが難しい」「どの分野を優先すればいいか分からない」と感じたら、ぜひ一度以下のラムス公式LINEからお気軽にご相談ください。あなたの挑戦を全力で応援します。