【異次元】東海中3で300位→名大医学部首席合格!勉強法が半端じゃなかった
「中学3年生で学年360人中300位だった生徒が、最終的に名古屋大学医学部医学科に首席で合格した」
もしこんな話を聞いたら、あなたはどう思いますか? これは、たった一人の生徒が実際に成し遂げた、驚くべき成績の推移です。
東海中学・高校に通っていたF君は、中学時代はゲーム三昧で成績は下位。しかし、高校3年間で約300人を抜き去り、見事トップへと駆け上がりました。
彼の勉強法は、私たちの常識を覆すものばかりです。
- 英単語帳は高3の最後までほとんど使わない
- 予備校の映像授業は途中で見るのをやめてしまう
- 勉強は1教科に絞って集中的に行う
なぜ、そんな型破りな方法で最高の結果を出すことができたのでしょうか? この記事では、F君本人を迎え、ラムス予備校の塾長がその秘密に迫ります。彼の「異次元の勉強法」の根底にある考え方や、成績が劇的に伸びたきっかけを、対談形式で詳しく解説していきます。
渡辺 懇(わたなべ まこと)
ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。
目次
ゲーム三昧で学年300位だった中学時代
今日はよろしくお願いします。早速だけど、F君が名大医学部に首席合格した時の成績は本当にすごかったね。二次試験は自分でも手応えがあったんじゃない?
はい、自分でもずば抜けていたと思います。テストが終わった瞬間に「これは、えぐいぞ」と感じました。模試で英語が180点を超えたことはあっても190点を超えるなんて思っていなかったので、終わった時は「全部満点なんじゃないか?」と思ったくらいです。数学で引かれた2点や、英語の9点が逆に気になるほどでした。
まさに会心の出来だったんだね。でも、最初からずっと成績が良かったわけではないんだよね。中学に入った頃はどうだったの?
中学に入学した当初は、とにかくゲームばかりしていて完全にサボっていました。成績は学年360人中300位くらいでしたね。
ゲーム三昧だったのには何か理由が?
僕が中学1年生になった時がちょうどコロナ禍の始まりで、学校が全国的に休みになったんです。その期間中、ずっと家で友達とゲームをしていました。
なるほど。学校の宿題とかはあったの?
一応ありましたが、僕自身が怠惰だったのでほとんどやらず、提出日にも出さないままでした。今も提出していないかもしれません(笑)。
すごい話だね(笑)。具体的にはどんな生活を送っていたの?
朝起きたらゲームを起動して、気づいたらお昼になっている。お昼ご飯を食べたらまたゲームに戻って、気づいたら夜ご飯の時間、という毎日でした。
ご両親は心配されたんじゃない?
最初は「中学受験お疲れ様」という感じで自由にさせてくれましたが、途中からは「勉強は大丈夫なの?」と心配されるようになりました。ただ、ゲームを禁止されることはなかったです。
その頃、塾には行っていたの?
親に勧められて学校の近くの塾に入ったんですが、そこでも授業はほとんど聞かず、友達と喋ったり、スマホでゲームをしたりしていました。塾に行くと言えば親も安心するので、とりあえず通っていた感じです。
“暗記嫌い”が英語を得意に変えたSVOCとの出会い
ラムス予備校にはいつ頃入ったんだっけ?
中2で前の塾をやめて、中3の頃に入りました。仲の良い友達がラムスに通っていたのがきっかけです。
F君は途中から英語の強化クラスに入ったと思うけど、それはどうして?
中3の秋に、一番苦手だったのが英語だったので、親に勧められて入ることにしました。
最終的に名大の二次試験で191点という驚異的な点数を取った英語が、元々は一番の苦手科目だったんだね。なぜそんなに苦手意識があったの?
周りから「英語はとりあえず単語をやっておけばいい」と言われていたのですが、僕はそもそも暗記が大嫌いだったんです。それで「英語=単語を暗記する科目」というイメージが強くなってしまい、ずっと避けてきました。単語がわからないから長文も読めず、テストはずっと感覚で解いていましたね。
中学時代の英語の成績は、具体的にどれくらいひどかった?
中2の頃は100点満点で30点以下がほとんどでした。高校なら完全に赤点という点数です。
そんな状態から、ラムスの英語強化クラスに入って何が変わったの?
最初に先生に「単語を覚えるのが苦手です」と相談したら、「英語には文法というものがあるんだよ」と教えられました。そこで初めてSVOCという文構造を知ったんです。文構造をきちんと捉えれば、文章を正確に訳していけることを知り、「英語はただの暗記科目じゃないんだ」と気づきました。
なるほど。そこから英文法にハマっていったんだね。
はい。あるチューターに勧められた『真・英文法大全』という参考書が自分にぴったりでした。学校で使っていた文法書は辞書のように事実が淡々と書かれているだけでしたが、『真・英文法大全』は「なぜこの文法が生まれたのか」という歴史的な背景も交えて説明してくれたんです。それが面白くて、まるで本を読むような感覚で読み進めていたら、いつの間にか英文法が一番の得意分野になっていました。
『真・英文法大全』

ただ覚えるのではなく、理屈や背景を知ることで面白さを見出したんだね。
そうです。それまでの英語は、ただ英文を丸暗記するイメージでした。でも文構造を理解してからは、英語がパズルのように思えてきたんです。「こう捉えればAという訳になるけど、見方を変えればBという訳にもなるんじゃないか?」と考えるのが楽しくなりました。
F君のように、暗記を強要される学習に限界を感じ、勉強そのものへのモチベーションを失ってしまう東海生は非常に多いものです。しかし、学校のハイレベルな授業スピードに追われながら、「暗記に頼らない自分の頭に合う勉強法」を一人で模索するのは簡単ではありません。
ラムス予備校では、東海のカリキュラムや定期テストの特性を深く理解したうえで、単なる丸暗記ではなく「なぜその解法や理屈になるのか」を根本から紐解く個別アプローチを提案しています。まずは現状の課題を整理するだけでも、これから優先して取り組むべき道筋が見えやすくなります。
「今の丸暗記の勉強法で行き詰まりを感じている」「東海での自分の学力に合わせた今やるべきことを整理したい」という方は、以下の公式LINEよりお気軽にご相談ください。
【異次元①】単語帳を使わない英単語学習法
ここからはF君の「異次元」な勉強法について聞いていきたいんだけど、まず「単語帳をほとんどやっていなかった」というのは本当?
はい。単語を覚えるのが大嫌いだったので、高3の初めまで単語帳はほぼやりませんでした。ラムスの個別指導で単語が宿題に出ても、「やるのを忘れました」と言ってしのいでいました(笑)。
それでどうやって単語を覚えたの?
単語帳は使いませんでしたが、単語を全く覚えなかったわけではありません。僕は英文の構造を分析して和訳するのが好きだったので、『英文解釈教室』や『英文熟考』といった教材をやり込んでいました。その中で知らない単語が出てきたら、その都度調べて意味を確認する、という作業を繰り返していたんです。
なるほど、長文や問題演習の中で覚えたんだ。
はい。いろいろな教材をやっていると、重要な単語は何度も繰り返し出てくるんです。1ヶ月の間に違う教材で2、3回同じ単語に出会うと、「この単語はよく使われるんだな」と自然に頭に刻まれていきました。僕にとっては、単語帳で機械的に覚えるより、実際の文章の中で出会った単語の方が記憶に定着しやすかったんです。
じゃあ、受験の最後まで単語帳は開かなかった?
いえ、さすがに高3からは単語帳も使いました。『システム英単語』を初めて開いてみたら、掲載されている単語の7割くらいは「見たことがある」という状態で、すんなり頭に入ってきました。残りの3割は、それまでの経験上あまり英文中で見かけなかった単語だったので、そこだけ集中的に覚えるようにしました。最後の最後は、受験生として頑張りました。
『システム英単語』

【異次元②】『英文熟考』を使った独自の英作文トレーニング
英作文のやり方もかなりユニークだったと聞いたけど、どうやっていたの?
僕は『英文熟考』という教材を使って、和訳の練習を徹底的にやっていました。その時、模範解答のような綺麗な「意訳」ではなく、文構造が分かりやすいようにできるだけ「直訳」することを意識していました。
『英文熟考』

なぜ「直訳」にこだわったの?
意訳してしまうと、元の英文がどんな構造だったのかが曖昧になってしまうからです。直訳なら、自分がどう文構造を理解しているかを採点者に伝えやすいと考えました。そして、その自分で作った「直訳」の日本語を隠して、元の英文に復元する、というトレーニングをしていたんです。
つまり、和訳したものをもう一度英訳する練習をしていたと。
はい。自分で一度構造を理解して和訳した文章なので、普通の英作文問題よりもスムーズに英語に直せるんです。この練習を繰り返すことで、英語の構造を意識しながら文を作る力が身につきました。
【異次元③】意味より音を重視?CNNを使ったリスニング法
リスニングはどうやって対策していたの?
高2の終わりまでリスニングの勉強法が分からなかったんですが、東大理三に進学した友人に「CNNを聞いている」と教えてもらいました。海外のニュースを聞いていたらカッコいいな、という軽い気持ちで始めたんです(笑)。

CNNのニュースはかなり速くて難しいと思うけど、ついていけた?
最初は全く聞き取れませんでした。でも、ラムスの先生に「自分が話せるスピードでないと聞き取れない」と教わっていたので、シャドーイングを徹底しました。通学の電車の中で、CNNのニュース音声にひたすらついていく練習をしていたんです。
内容を理解しながらシャドーイングしていたの?
いいえ、意味は全く理解していませんでした。内容を理解するよりも、とにかくネイティブのスピードに「音」として追いつくことを目標にしていました。ゲーム感覚で「追いつきたい」という気持ちでやっていましたね。意味と音を切り離して、まず音を正確に捉える練習を繰り返すうちに、だんだん聞き取れるようになっていきました。
【異次元④】1教科集中!「お弁当理論」勉強法
F君は、複数科目を並行して勉強するのが苦手だったんだよね?
はい、本当に苦手でした。例えば高2で数ⅡBをやっていても、高1で習った数ⅠAの内容はどんどん忘れていってしまうんです。それが嫌で、「やるなら1教科に絞って、その期間はそれしかやらない」という勉強法を実践していました。
それを「お弁当理論」と名付けたんだっけ(笑)。
そうです(笑)。お弁当を食べる時、色々な具材を少しずつつまむより、端から一つずつ綺麗に食べきりたいタイプなんです。勉強も同じで、1つの科目を完璧に終わらせてから次に進む方が、自分には合っていました。
学校の定期テストとかはどうしてたの?他の科目の勉強をしていないと点数が取れないと思うけど。
テスト前だけ、範囲の半分くらいを勉強して、なんとか赤点を回避していました。なので、成績はいつもギリギリでしたね。親には「なんでこんな点数で医学部なんて言ってるの!」とよく怒られましたが、「今は別の教科を集中してやっているから」と説明して、なんとか納得してもらっていました。
そのやり方で、実際に成果が出たエピソードはある?
高3の最初の1ヶ月間、国語、特に苦手だった古文・漢文だけに絞って勉強したことがあります。1日7時間くらい国語だけをやる生活を続けたら、その後の学校のテストで学年3位を取ることができたんです。この経験で「1教科に絞れば、ここまで一気に伸ばせるんだ」という自信がつき、他の教科へのモチベーションにも繋がりました。
まとめ:自分に合った勉強法を見つけることの重要性
今回お話ししてくれたF君の勉強法は、まさに「異次元」と呼ぶにふさわしいものでした。
- 知識を「点」で暗記するのではなく、背景や理屈を理解して「線」で繋げる
- 自分の特性(暗記嫌い、集中型)を理解し、それに合った学習法を貫く
- 教材を多角的に活用し(和訳教材で英作文の練習など)、一つの学びを深める
彼の成功は、決して誰もが真似できるものではないかもしれません。しかし、その根底にある「自分だけの最適な学習法を見つけ、それを信じてやり抜く」という姿勢は、すべての受験生にとって非常に重要なヒントとなるはずです。
ラムス予備校では、F君が英語の面白さに気づくきっかけとなった「文構造」の指導はもちろん、彼のように単語帳が苦手な生徒に対して、画一的な指導を押し付けることはありません。一人ひとりの個性や学習スタイルを尊重し、対話を通じて最適な学習プランを一緒に考えていくのが、私たちの個別指導のスタイルです。
もしあなたが今の勉強法に疑問や不安を感じているなら、一度ラムス予備校に相談に来てみませんか? F君のように、あなたの中に眠る可能性を最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。
現在の勉強のやり方に少しでも迷いがあり、志望校現役合格に向けて今やるべきことを正しく整理してみたいという方は、以下の公式LINEよりお気軽にご相談ください。