2025年最新版!共通テスト数学で失敗しない勉強法&参考書ルートを徹底解説
「共通テストの数学、何から手をつければいいかわからない…」
「参考書がたくさんありすぎて、どれが自分に合っているのか選べない…」
「時間を計って解いても、いつも点数が伸び悩んでいる…」
大学入学共通テストを控えた受験生の皆さん、こんな悩みを抱えていませんか?
この記事は、そんなあなたのための「共通テスト数学 完全攻略ガイド」です。
ラムス予備校が、最新の共通テストに向けて、あなたの現在の学力レベルに合わせた最適な勉強法と参考書のルートを、具体的かつ体系的に解説します。
この記事を最後まで読めば、
- 今の自分のレベルで、まず何に取り組むべきかがわかる
- 数ある参考書の中から、自分にピッタリの一冊を見つけられる
- 点数を最大化するための、効果的な演習方法がわかる
ようになります。
実は、多くの受験生が陥りがちな「参考書の選び方の罠」や、本番で実力を発揮するための「時間配分の極意」も紹介します。
もう遠回りはさせません。最短ルートで目標点を突破しましょう!
渡辺 懇(わたなべ まこと)
ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。
目次
まず自分の現在地を知ろう!3つのレベル別スタート地点
共通テスト数学の対策を始める前に、まずは自分の立ち位置を正確に把握することが重要です。あなたはどのタイプに当てはまりますか?
- 基礎固めが必要なタイプ(模試で40点前後)
- 教科書の基本的な公式や定理がうろ覚え。
- 特定の分野の知識がごっそり抜けている。
- 問題を見ても、何を使って解けばいいか分からない。
- 演習量が必要なタイプ(模試で60点前後)
- 基礎知識は一通り入っている。
- しかし、共通テスト特有の問題形式になると手が止まってしまう。
- 知識をうまく使いこなせていない、処理速度が遅いと感じる。
- 実践力を高めたいタイプ(模試で80点以上を目指す)
- 基本的な問題は解けるが、高得点が安定しない。
- 共通テスト独特の思考力や誘導に乗る力がもう少し欲しい。
- 時間配分や、解けない問題を見切る判断に課題がある。
自分の現在地がわかったら、次のステップに進みましょう。
共通テスト数学対策の全体像:2種類の教材を使いこなす
共通テスト数学の学習で使う教材は、大きく分けて2種類あります。それは分野別教材と全体演習教材です。
これはバスケットボールの練習に似ています。
パスやドリブル、シュートといった個々の技を磨くのが「分野別教材」での学習。そして、それらの技術を試合形式で試すのが「全体演習教材」です。
日々の学習では分野別教材で実力をつけ、定期的に全体演習教材で試合勘を養う。このサイクルが、効率的に点数を伸ばすための鍵となります。
効果的なのは、例えば「今週は二次関数を完璧にする」と決め、その分野を後述するグループ1〜3の教材で一気に仕上げていく方法です。
【レベル別】分野別教材の最強ルート
ここからは、あなたのレベルに合わせた分野別教材の選び方と使い方を具体的に解説します。
グループ1:基礎固め用(目標40点 → 60点)
このグループの目的は、共通テストの形式に慣れることではなく、教科書レベルの知識を確実に定着させることです。定期テストの基本問題を解くようなイメージで取り組みましょう。
- 対象者
- 模試で40点前後の人
- 特定の分野に大きな苦手意識がある人
- 推奨教材
-
- 教科書の例題

- 学校で配布される教材(ベネッセ重要問題演習のウォーミングアップ部分、ニュースタンダードやニューステージの基本事項ページなど)

- 市販教材:『大学入学共通テスト ベストセレクション』などの基本問題

- 教科書の例題
-
- 取り組みのポイント
- まずは、学校で配られた教材の「基本」「ウォーミングアップ」と書かれた部分を侮らず、スラスラ解けるまで繰り返しましょう。
- チャート式参考書を使う場合は、基本例題だけに絞りましょう。重要例題まで手を出すと、消化不良を起こす可能性が高いです。
- この段階で、分厚い『きめる!共通テスト』シリーズに手を出すのは非効率です。情報量が多すぎて、かえって混乱してしまいます。
グループ2:実践演習用(目標60点 → 80点)
基礎が固まったら、次は共通テスト形式の問題に慣れていく段階です。知識を「使える」力に変えていきましょう。
- 対象者
- グループ1を終えた人
- 模試で60点程度取れる人
- 推奨教材
-
- 60点を目指すなら:『河合塾 基礎マーク式問題集』、ニュースタンダードやニューステージのトライアル問題、ベネッセ重要問題演習の問題演習や『大学入学共通テスト ベストセレクションのレベル1〜2

- 80点以上を目指すなら:『駿台 短期攻略 大学入学共通テスト』、ニュースタンダードやニューステージの実践問題、ベネッセ重要問題演習の問題演習や『大学入学共通テスト ベストセレクションのレベル2〜3

- 60点を目指すなら:『河合塾 基礎マーク式問題集』、ニュースタンダードやニューステージのトライアル問題、ベネッセ重要問題演習の問題演習や『大学入学共通テスト ベストセレクションのレベル1〜2
-
- 取り組みのポイント
- 河合塾の『基礎マーク式』は比較的とっつきやすく、駿台の『短期攻略』はやや難易度が高めです。数学に自信がない人は、河合塾から始めるのがおすすめです。
- 学校で配布される問題集にも、共通テスト形式の良問が多く含まれています。まずは手持ちの教材を完璧にすることを考えましょう。
- どの問題集を、どこまでやるのかを明確に決めてから取り組むことが大切です。
グループ3:傾向・対策用(目標80点以上)
このグループは、いわば「攻略本」です。共通テスト独特の出題形式や思考プロセスを学び、ライバルに差をつけましょう。
- 対象者
- グループ2を終え、さらに高得点を目指す人
- 特定の分野の攻略法を体系的に学びたい人
- 推奨教材
-
- 『きめる!共通テスト』シリーズ

- 『大学への数学 共通テスト必勝マニュアル』(※かなりハイレベル)

- 『きめる!共通テスト』シリーズ
-
- 取り組みのポイント
- 『きめる!シリーズ』は、基礎が固まっていないうちに取り組むと効果が薄いです。ある程度演習を積んだ後で、自分の弱点分野のページを読み込み、解法をインプットする使い方が最も効果的です。
- 例えば、「図形問題の誘導にうまく乗れない」という人が『きめる!』の平面図形の章を読み、攻略法を学ぶ、といった使い方が理想です。
点数を最大化する「全体演習」の極意
分野別対策で実力をつけたら、最後は全体演習で本番力を鍛え上げます。ここでの目的は、時間配分と見切る技術を習得することです。
-
- 推奨教材
- 河合塾『共通テスト総合問題集』(黒本)

- 駿台『大学入学共通テスト実践問題集』(青本)

- 河合塾『共通テスト総合問題集』(黒本)
- なぜ予想問題集なのか?
- 共通テストはまだ歴史が浅く、傾向が変化しています。古いセンター試験の過去問だけでは、最新の傾向に対応できない可能性があります。そのため、各予備校が最新の傾向を分析して作成した予想問題集を使うのが最も効率的です。
- 時間配分の鉄則
- 共通テスト数学は100点満点・70分なので、単純計算で1点あたり0.7分(42秒)です。
- 各大問の配点に0.7を掛けて、目標時間を設定しましょう。(例:30点満点の大問なら21分)
- 得意・不得意に合わせて1〜2分調整するのはOKですが、「1点にかけられる時間」の感覚を体に叩き込むことが大切です。
- 「見切りの技術」を磨く演習
- 演習では必ずタイマーを使い、設定時間が来たら、解いている途中でも強制的にペンを置く訓練をしてください。
- 「あと少しで解けそう」という執着が、他の大問で取れるはずの20点を奪うリスクを認識しましょう。
- 振り返りのポイント: 駿台の実践問題集などに載っている「難易度」や「予想正答率」を確認します。「自分がハマった問題」の正答率が低ければ、その場で見切った判断は「戦略的勝利」だったと評価できます。
- 緊張感を作る環境づくり
- 一人だとどうしても自分に甘くなり、時間を延長してしまいがちです。
- 友達と一緒に時間を計って解く、あるいは自習室などの静かな環境で「本番のプレッシャー」を擬似的に作り出すのがおすすめです。
- 推奨教材
よくある質問:公式の証明は必要?教科書に戻るべき?
「数学の勉強は、公式の証明など『なぜ』を理解することが大事だと聞くけど、今からやるべき?」
これは非常に多い質問です。結論から言うと、学年によって答えは変わります。
- 高1・高2生の方
- 時間的な余裕があるので、ぜひ公式の証明など、根本的な理解を深める学習をしてください。長期的に見て、それが確かな数学力に繋がります。
- 高3生(特に秋以降)の方
- 今から全ての公式を証明し直すのは現実的ではありません。共通テストでは、証明そのものを問う問題よりも、問題の誘導に乗りながら解き進める力が求められます。
- 「なぜ」を考える姿勢は大切ですが、それは問題演習の中で「この式変形はなぜこうなるんだろう?」と考える形で実践しましょう。教科書に戻るのは、演習でつまずいた箇所の基本事項を確認する時に留めるのが効率的です。
まとめ
今回は、2025年共通テスト数学に向けた勉強法と参考書ルートを解説しました。
- 現在地を知る:まずは自分のレベル(基礎固め or 演習 or 実践力)を把握する。
- 分野別対策:自分のレベルに合った教材(グループ1〜3)で、分野ごとに集中的に学習する。
- 全体演習:予想問題集を使い、時間配分と見切る技術を徹底的に訓練する。
9月、10月から本格的に対策を始める受験生でも、決して遅くはありません。毎日15分でも20分でも時間を作り、コツコツと演習を積んでいけば、結果は必ずついてきます。
ラムス予備校では、今回ご紹介したような学習戦略はもちろんのこと、一人ひとりの志望校、現在の学力、そして個性に合わせたオーダーメイドの学習カリキュラムを作成し、合格まで徹底的にサポートします。
「自分だけの最適な学習計画を立ててほしい」
「プロの視点から、自分に合った参考書を選んでほしい」
そうお考えの方は、ぜひ一度ラムス予備校の無料相談にお越しください。この記事には書ききれなかった、あなただけの合格戦略を一緒に見つけましょう。
詳細は、公式サイトや公式LINEからお気軽にお問い合わせください。あなたの挑戦を、心から応援しています。