【絶対ダメ!】英語が苦手な人がやってはいけないNG勉強法3選|大学受験のプロが解説

  1. 「英語を頑張りたいけど、何から手をつければいいか分からない…」
    「毎日勉強しているのに、なぜか模試の成績が上がらない…」

大学受験に向けて英語学習に励むあなたも、こんな悩みを抱えていませんか?

実は、その頑張りが遠回りになっているかもしれません。真面目な人ほど陥りがちな「やってはいけないNG勉強法」が存在するのです。

この記事では、多くの受験生を指導してきたラムス予備校塾長の渡辺が、英語が苦手な人・初学者が絶対に避けるべきNG勉強法を3つ厳選して解説します。

  • 学校で配られる”あの”定番の文法問題集。なぜ最初に手をつけるのがNGなのでしょうか?
  • 長文が苦手だからと、ひたすら長文問題集を解くのは逆効果?
  • 目標設定に最適なはずの「英検」、なぜ勉強の出発点にしてはいけないのか?

もし一つでも当てはまったり、気になったりしたなら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。あなたの英語学習を正しい軌道に乗せるヒントがきっと見つかります。

渡辺 懇(わたなべ まこと)

ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。

NG勉強法1:いきなり「文法総合問題集」から始める

英語学習を決意したとき、多くの人がまず手に取るのが、学校で配布されることも多い『Next Stage』や『Vintage』、『UPGRADE』といった分厚い文法総合問題集ではないでしょうか。

しかし、英語が苦手な人が最初にこれらから手をつけるのは、絶対に避けるべきです。

これらの問題集自体が悪いわけではありません。実際に、難関大学に合格した生徒の多くが使用しており、内容は非常に充実しています。問題は、取り組む「順番」にあります。

  • なぜNGなのか?
    • 知識が断片的になる:総合問題集は、いわば木の「枝葉」の部分です。英文法の全体像という「幹」が理解できていない状態で取り組んでも、知識がバラバラになり体系化されません。
    • 挫折しやすい:圧倒的な問題量に、どこが重要なのか分からないまま進めることになり、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
    • 「作業化」してしまう:4択問題という形式上、答えの記号や場所を暗記してしまいがちです。「なんとなく解いて、答え合わせをする」という作業になり、本質的な理解につながりません。
  • では、どうすればいい?
      • まずは英文法の「幹」を作る:『大岩のいちばんはじめの英文法』や『成川先生の英文法ベーシック』のような、講義形式で分かりやすく全体像を解説してくれる参考書から始めましょう。まずは「読む」ことで、英文法の地図を手に入れることが重要です。

      • 「書く」作業で定着させる:読んだだけでは知識は定着しにくいものです。『はじめの英文法ドリル』のような、書き込み式のドリルを使って、実際に手を動かしながら基礎を固めていきましょう。

まずは土台となる「幹」をしっかり育て、その上で知識の「枝葉」を増やすために総合問題集を活用するのが正しいステップです。

NG勉強法2:とにかく「長文問題集」を解きまくる

「模試になると、初めて見る長文が全く読めない…」
「配点の高い長文で点数を稼ぎたいから、とにかく長文を読む練習をしよう!」

これもまた、多くの人が陥りがちな間違いです。長文が読めないからといって、やみくもに長文問題集を解きまくるのは非効率です。

これは、マラソンを走れるようになりたいからと、いきなり毎日42.195km走るようなものです。正しいフォームや基礎体力がなければ、すぐに体を壊してしまうでしょう。

  • なぜNGなのか?
    • 読めない原因が解消されない:長文が読めない原因は、主に単語力英文解釈力(一文を正確に読む力)、国語力といった段落ごとの要点を捉える力の不足です。この根本原因を放置したまま長文を読んでも、成長にはつながりません。
    • 「なんとなく」の読解で終わる:単語とフィーリングでなんとなく話の筋を追い、なんとなく設問を解き、解説を読んで「ふーん、そういう話だったのか」で終わってしまいます。これでは、次に新しい長文を読んでも同じことの繰り返しです。
  • では、どうすればいい?
    • ステップ1:英単語を完璧にする:まずは単語帳を1冊決め、単語を見たら0.1秒で意味が浮かぶレベルまで徹底的に覚え込みましょう。目安として1000〜1500語を覚えると、英文がかなり読みやすくなります。
    • ステップ2:英文解釈の学習をする:単語を並べただけでは、文の意味は正確に取れません。SVOCなどの文構造を理解し、一文一文を論理的に正しく読むための「英文解釈」のトレーニングを行いましょう。
    • ステップ3:土台ができてから長文演習へ:「単語」というパーツと「英文解釈」という設計図の読み方を手に入れて初めて、長文という大きな建築物に挑むことができます。

長文演習は、身につけた単語力と解釈力を実践で使うためのトレーニングです。基礎固めを終えてから取り組むようにしましょう。

NG勉強法3:とりあえず「英検対策」から始める

「英語学習のモチベーションのために、とりあえず英検を目標にしよう」

英検は英語力を測る良い指標であり、目標にすること自体は素晴らしいことです。しかし、英語が苦手な人が学習の出発点として英検対策から始めるのはおすすめできません。

  • なぜNGなのか?
    • 体系的な学習になりにくい:英検の過去問は、あくまで力試しです。文法問題は断片的ですし、長文の解説も文構造まで詳しく説明されているものは多くありません。結局、「なんとなく解いて答え合わせ」に陥りがちです。
    • 基礎力が見えにくくなる:英検はライティングの配点が高く、うまく対策すればリーディングやリスニングが苦手でも合格できてしまうことがあります。合格したことで「基礎ができた」と勘違いし、本質的な課題を見過ごしてしまう危険性があります。
    • 「合格」が目的化してしまう:目先の合格を優先するあまり、小手先のテクニックに走り、大学受験で本当に必要となる盤石な基礎力がおろそかになる可能性があります。
  • では、どうすればいい?
    • あくまで基礎学習を軸に置く:NG勉強法1、2で解説した通り、まずは「英文法」と「英文解釈」の学習を最優先しましょう。
    • 学習の延長線上に英検を位置づける:基礎固めが進んだ段階で、実力を試したり、速読力のような特定のスキルを鍛えたりする目的で英検を活用するのは非常に効果的です。

英検はゴールではなく、あくまで学習の通過点の一つと捉えることが大切です。

まとめ:正しいステップで、着実に英語力を伸ばそう

今回ご紹介した3つのNG勉強法に共通しているのは、「土台(幹)を固める前に、応用(枝葉)に手を出してしまう」という点です。

英語学習の王道は、今も昔も変わりません。

  1. 単語・文法で基礎を固める
  2. 英文解釈で一文を正確に読む力を養う
  3. 長文読解で実践力を鍛える

この正しいステップを踏むことが、遠回りに見えて、実は英語力向上の最短ルートなのです。

とはいえ、「自分に合った参考書はどれだろう?」「学校の課題と両立するにはどうすればいいの?」「今の自分のレベルで、具体的に何から始めるべき?」など、一人ひとり悩みは違うはずです。

ラムス予備校では、そんなあなたのための無料学習相談を実施しています。
あなたの現在の学力、目標、生活スタイルに合わせて、経験豊富な講師が最適な学習プランを一緒に考えます。

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