【第2回全統共テ模試対策】 直前1~2週間必勝プラン|夏に伸ばす英・数・国の攻略ポイント
「河合塾の全統共通テスト模試まであと2週間しかない…!何から手をつければいいか分からない…」
「前回の模試の反省を活かしたいけど、具体的な勉強法が思いつかない…」
多くの受験生が、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。夏休みに入り、まとまった勉強時間が確保できるようになった一方で、膨大な学習範囲を前にして、どこから手をつけるべきか途方に暮れてしまうことも少なくありません。
特に、5月の模試で「時間が足りなくて最後まで解けなかった」「苦手分野がごっそり失点につながった」といった経験をした人は、同じ失敗を繰り返したくないという思いが強いはずです。
この記事では、そんなあなたのために、模試直前の2週間で成果を出すための具体的な学習プランを、主要教科である英語・数学・国語、そして理科・社会に分けて徹底解説します。
- 英語:多くの受験生が知らない、時間配分を劇的に改善する「ある記録」とは?
- 数学:点数が伸び悩む原因である「粘りすぎ」をなくすためのシンプルな方法
- 理科・社会:対策すべき範囲が分からない人に教えたい、最もコスパの良い学習範囲の見つけ方
これらのノウハウを実践すれば、残された2週間を最大限に活用し、自信を持って模試に臨むことができるでしょう。ぜひ最後まで読んで、自分だけの必勝プランを立ててください。
渡辺 懇(わたなべ まこと)
ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。
目次
英語の対策:時間配分を制する者が勝負を制す
英語の対策で最も重要なのは、時間配分を意識した全体演習です。前回の模試で「最後まで解ききれなかった」「途中で集中力が切れた」という人は、この対策が不可欠です。
1. 本番レベルの問題で全体演習を行う
まずは、実際の模試に近いレベル・形式の問題を、時間を計って解きましょう。闇雲に問題を解くのではなく、本番さながらの環境で取り組むことが重要です。
おすすめ教材
- 河合塾『共通テスト総合問題集』
- 実際の全統共通テスト模試の過去問が収録されており、各問題の正答率や全体の平均点データが掲載されています。自分の現在地を客観的に把握するのに最適です。2週間あれば、2回分取り組むと良いでしょう。
2. 大問ごとの目標時間を設定し、記録する
全体を80分で終わらせる、という漠然とした目標では不十分です。各大問に何分かけるかをあらかじめ決め、その時間内に解き切る練習をしましょう。
目標時間設定のヒント
- 駿台『共通テスト実践問題集』
- 各大問の「標準所要時間」が記載されており、目標設定の参考になります。これを基準に、自分の得意・不得意に合わせてカスタマイズしましょう。
演習時にやるべきこと
- 各大問の目標時間を決める。
- 演習時、実際にかかった時間を各大問ごとに記録する。
- 目標時間と実際にかかった時間のズレを確認する。
これを繰り返すことで、「自分はどの問題で時間をかけすぎてしまうのか」が明確になり、本番で冷静に「見切り」をつける判断力が養われます。
3. 単語とリスニングの基礎を固める
残りの2週間で新たに取り組めることとして、単語とリスニングの強化が挙げられます。
単語
- 使用中の単語帳で、まだ覚えていない単語に付箋を貼ったり、リストアップしたりしましょう。
- この作業は、模試対策だけでなく、夏休み後半に集中して取り組むべき課題を明確にするというメリットもあります。
リスニング
- 苦手な人は、まず「毎日英語を聞く」習慣をつけることが大切です。以下の3つのポイントを意識して、今日から始めてみましょう。
- まずは5分から始める:最初から高い目標を立てず、続けやすい時間からスタートしましょう。
- 物や場所、行動とセットにする:「電車に乗ったら必ず聞く」「夕食の前に5分だけ聞く」など、日常の行動と結びつけると忘れにくくなります。
- ゼロにしない:忙しい日でも1分だけ聞く、スクリプトを読むだけでも構いません。継続することが最も重要です。
数学の対策:「粘りすぎ」と「大きな穴」をなくす
数学では、「時間が足りなかった」「特定の分野を丸ごと落としてしまった」という声が多く聞かれます。この2つの課題に的を絞って対策しましょう。
1. 「粘りすぎ」を防ぐための演習
1つの問題に時間をかけすぎて、解けるはずの他の問題を落としてしまうのは非常にもったいないです。見切りの技術を身につけましょう。
対策法
- 英語と同様に、河合塾の『共通テスト総合問題集』などで全体演習を行います。
・河合塾『共通テスト総合問題集』

- 復習の際に、自分が時間をかけてしまった問題の「正答率」を確認しましょう。
- 正答率が著しく低い問題(例:1桁台)に時間をかけていた場合、それは「粘りすぎ」のサインです。本番では、難しい問題に固執せず、解ける問題から確実に得点する意識が重要です。
2. 大きな「穴」を2つだけ埋める
5月の模試では、特定の分野の知識がごっそり抜けていて大失点につながった人も多いはずです。しかし、この短期間で全ての穴を埋めるのは不可能です。
対策法
- 自分の最も苦手な分野、あるいは前回全く手が出なかった分野を2テーマに絞ります。
- その2テーマに集中し、基礎的な問題集を使って徹底的に知識を固めましょう。0点を50点にする方が、80点を90点にするより効率的です。
分野選びのポイント
- 「場合の数・確率」は経験値も重要なため、短期間での点数アップが難しい場合があります。
- まずは、「平面図形の定理」「数列・ベクトルの基本公式」など、知識を覚えればすぐに点数に結びつきやすい努力に比例しやすい分野から潰していくのがおすすめです。
国語の対策:夏休み全体を見据えた戦略的学習
正直なところ、国語の総合力を2週間で飛躍的に向上させるのは困難です。特に、まだ対策を始められていない人は、焦って全てに手を出すのではなく、夏休み全体、そして2学期以降を見据えた土台作りと位置づけましょう。
1. テーマを1つか2つに絞る
多くの高校では、2学期から共通テスト演習が本格化します。その授業を最大限に活用できるよう、今のうちに基礎の土台を作っておくことが重要です。
学習テーマの例
- 古文単語300語の暗記
- 古文の助動詞(意味・接続・活用)の完全マスター
- 漢文の句法の暗記
2. 模試を中間目標として活用する
夏休み全体で達成したい目標を立て、模試をその「中間地点」として設定すると、モチベーションを維持しやすくなります。
計画の立て方(例)
- 夏休み全体の目標:古文単語300語を完璧にする。
- 模試までの目標:まずは最初の100語を完璧に覚える。
- 模試後の目標:残りの200語を覚え、300語全体の復習を行う。
このように計画を分割することで、着実に学習を進めることができます。模試で結果が出なくても、それはあくまで通過点。2学期からの伸びしろを作るための準備と捉えましょう。
理科・社会の対策:最もコスパの良い学習範囲の見つけ方
理科・社会の対策で、ぜひ知っておいてほしい非常に重要なポイントがあります。それは、模試ごとに出題範囲が拡大していくということです。
英数国とは異なり、理社は現役生の学習進度に合わせて、新しい分野が追加されていきます。つまり、今回の模試で新しく追加された分野は、出題される可能性が極めて高いのです。
対策法
- 河合塾のホームページなどで、今回の模試の出題範囲を確認する。
- 前回の模試(5月)からの追加範囲を特定する。
- 例:化学の「無機化学」、日本史の「近世(江戸時代)」など
- その追加範囲を集中的に学習する。
どこから手をつければいいか分からない人は、まずこの「追加範囲」から手をつけてみてください。出題可能性が高いだけでなく、本番でも頻出の重要分野であることが多いため、非常にコストパフォーマンスの高い学習法と言えます。
まとめ
今回は、河合塾の全統共通テスト模試に向けた直前2週間の必勝プランをご紹介しました。
- 英語:大問ごとの時間配分を記録し、「見切り」の判断力を養う。
- 数学:正答率を参考に「粘りすぎ」を防ぎ、苦手分野を2つに絞って集中対策する。
- 国語:夏休み全体の計画を立て、模試を中間目標として基礎固めに徹する。
- 理科・社会:新たに追加された出題範囲を狙い撃ちで学習する。
たくさんの情報がありましたが、最も大切なのは欲張らずに課題を絞ることです。今日お話しした中から「これならできそう」と思うものをまずは3つ、自信がなければ1つでも構いません。それを確実に実行することから始めましょう。
とはいえ、「自分一人で計画を立てるのは難しい」「どの分野に絞ればいいか分からない」と感じる方もいるかもしれません。
ラムス予備校では、生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせた個別の学習計画の立案をサポートしています。オンラインでの個別相談も実施しておりますので、科目間のバランスや具体的な勉強法で悩んでいる方は、ぜひ一度以下のラムス公式LINEからお気軽にご相談ください。プロの視点から、あなただけの最適な学習プランをご提案します。
模試はゴールではなく、自分の現在地を知り、次の目標を設定するための絶好の機会です。この記事を参考に、万全の準備で模試に臨み、これからの学習に繋げていきましょう。