継続は才能じゃない!挫折しない勉強習慣を作る「継続する技術」3選
「毎日コツコツ勉強するぞ!」と意気込んで計画を立てたのに、気づけば三日坊主…。
「自分はなんて意志が弱いんだろう…」と、自己嫌悪に陥ってしまった経験は、多くの受験生が持っているのではないでしょうか。
もしあなたが「継続できない自分」に悩んでいるのなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
実は、勉強を続けるのに才能や根性は必要ありません。継続できないのは、あなたの性格ややる気のせいではなく、単にその「技術」を知らないだけなのです。
この記事では、20年以上も生徒の学習指導に携わってきたラムス予備校塾長の渡辺先生が、名大医学部合格者も実践した「挫折しない継続の技術」を3つに絞って徹底解説します。
ちなみに、ある目標の立て方をすると、実に9割以上の人が挫折してしまうというデータがあるのをご存知ですか?
この記事を読めば、その失敗を回避し、成功率を3倍以上に高める具体的な方法がわかります。継続できない自分と決別し、志望校合格への道を確実なものにしましょう。
渡辺 懇(わたなべ まこと)
ラムス予備校塾長。担当教科は数学・英語・化学・古文・漢文・国語。20年以上にわたり数学を中心に、多科目指導や学習相談、小論文・面接指導まで幅広く担当してきました。ラムス予備校として過去10年で医学部合格者100名、医学部を除く旧帝大合格者85名を輩出し、多科目の視点から最適な学習設計で成績アップを支えます。

今回ご紹介する「継続の技術」は、200万人のデータに基づき、作家の戸田大介さんがそのエッセンスを凝縮した著書『継続する技術』の内容を、長年の指導経験を持つラムス予備校塾長の渡辺先生が「挫折しない勉強習慣」へと落とし込んだものです。
挫折しない目標設定の極意は「すごく目標を下げる」
継続できない人に最もありがちな失敗が、最初に壮大な目標を立ててしまうことです。「今日から毎日1時間、英単語を覚える!」といった高い目標は、やる気に満ちている時ほど掲げがちです。
しかし、戸田大介さんの著書『継続する技術』によれば、200万人のデータが示す驚くべき事実があります。60分以上の高い目標を立てた場合、なんと9割以上の人が挫折してしまうというのです。ジョギングやジム通いが続かない人が多いのも、これが原因です。
では、どうすればいいのか。答えはシンプルで、「すごく目標を下げる」ことです。
- ポイント:準備も含めて「5分」でできる目標を立てる
「5分で英単語なんて、ほとんど進まないじゃないか」と感じるかもしれません。しかし、ここでの目的は「勉強を進めること」ではなく「続ける習慣を身につけること」です。同書によると、目標をここまで下げるだけで、成功率は3.13倍にまで跳ね上がるとされています。
実は、この「5分」という時間には科学的な根拠があります。何かを5分間続けると、脳の「側坐核」という部分が刺激され、やる気が出てくるのです。つまり、行動がやる気を引き出すスイッチになります。
大切なのは、参考書を開く、机を片付けるといった準備時間も含めて5分と考えること。ハードルを極限まで下げることが、継続への第一歩です。
「いつかやる」を防ぐ最強の仕組み「動けるときに思い出す」
目標を立てても、日々の忙しさの中でつい忘れてしまうことも継続が途切れる大きな原因です。スマートフォンのリマインダー機能も便利ですが、『継続する技術』ではさらに強力な方法が推奨されています。
それが「動けるときに思い出す」仕組みを作ることです。
- ポイント:「場所」と「毎日必ず行う行動」に紐づける
時間で思い出すのではなく、特定の行動や場所をトリガー(きっかけ)にするのです。これにより、「やろう」と思い出すタイミングと、実際に行動できるタイミングが一致し、スムーズに習慣へ移行できます。
具体例
- 夕食の前に英単語を5分見る → ダイニングテーブルの上に単語帳を常に置いておく
- 歯を磨きながら漢文の句法を確認する → 洗面所の鏡に句法をまとめた紙を貼っておく
- 通学の電車に乗ったら参考書を開く → カバンの中の取り出しやすい場所に参考書を入れておく
名大医学部に合格したラムスの卒業生も、歯磨きと漢文の暗記をセットにすることで、苦手分野を克服しました。このように、日常のルーティンに「プラス5分」の準備不要な仕組みを組み込むことが、根性に頼らない継続の秘訣です。
途切れた心を復活させる技術「例外を設けない」
どんなに計画を立てても、「今日は疲れていてどうしても無理…」という日は必ず訪れます。そんな時、多くの人は「明日からまた頑張ろう」と考えて休み、そのままズルズルとやらなくなってしまいます。
一度習慣が途切れると、元に戻すのは非常に困難です。そこで重要になるのが、「例外を設けない」という考え方です。
- ポイント:「0」の日を作らず、「薄く続ける」ための最低限の行動を決めておく
これは「どんなに疲れていても必ず5分やれ」という根性論ではありません。5分の目標さえ達成が難しい日のために、さらにハードルを下げた「最低限の行動」をあらかじめ決めておくのです。同書でも、「薄くでもいいから繋げること」の重要性が説かれています。
具体例
- 5分英単語を見るのが無理なら、単語帳を1ページ(あるいは10秒)だけ開く
- 腕立て伏せ20回が無理なら、5回(あるいは1回)だけやる
- ジョギングが無理なら、一駅手前で降りて歩く
「たったそれだけで意味があるの?」と思うかもしれませんが、この「少しでもやった」という事実が脳には非常に重要です。ソーシャルゲームの「ログインボーナス」のように、とりあえずアプリを開くだけでも継続の意識は途切れません。完全に「0」にさえしなければ、翌日の再開は驚くほど楽になります。
まとめ:継続の技術を身につけ、志望校合格へ
今回は、戸田大介さんの著書『継続する技術』のエッセンスに基づき、挫折せずに勉強を続けるための3つの技術について解説しました。
- すごく目標を下げる:準備も含めて「5分」でできることから始める。
- 動けるときに思い出す:時間ではなく「場所」と「行動」をきっかけにする。
- 例外を設けない:無理な日は「0」にせず、最低限の行動で「薄く続ける」。
私は長年、生徒の習慣化をサポートしてきましたが、この本に出会った時「20年前にこの本が出て欲しかった!」と悔しくなるほど、継続の本質が詰まっていると感じました。継続は才能や意志の力ではなく、誰でも身につけられる技術です。ぜひ、今日からこの3つの技術を試してみてください。
とはいえ、「自分に合った5分の目標って何だろう?」「どんな行動と勉強を組み合わせれば効果的?」など、具体的な計画に落とし込む段階で悩んでしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、ぜひ私たちラムス予備校にご相談ください。
ラムス予備校では、生徒一人ひとりの学力や生活スタイルを丁寧にヒアリングし、無理なく継続できる最適な学習計画を一緒に考えます。今回ご紹介したような勉強の「技術」や「仕組み」作りからサポートすることで、あなたの受験勉強を成功へと導きます。
まずは、下記のLINEからお気軽にご連絡ください。オンラインでの個別相談も実施中です。あなたからのご相談を、心よりお待ちしています。